靴つくりの機械や道具を紹介しています

靴作りは大変多くの工程があり、多くの機械や道具を使用します。
ミシンやその他の機械は日ごろのメンテナンスや、微妙な調整が大事で、それを怠ると
自分の思い通りには動いてくれません。

また、道具類も、購入したままの状態ではなく、自分の使いやすいように調整、改造、アレンジ
しながら、自由自在に使えるようになってこそ、良い仕事ができるようになるはずです。

製甲用ミシン

18式という靴用のミシンです、普通のミシンとはアームが逆なのが
わかりますか?


古くから、靴のアッパーの縫製にはこの形の
ミシンが使われてきました。


この写真のミシンは70年か、もしかしたら80年も前のものらしく、
当方が中古で入手して数十年、昨年まで現役でがんばってきました。


現在は、店の看板として、ウインドウに鎮座しています。
また、靴工房ハンザワのロゴのモチーフにもなっています。

同じく18式です。

現在では下の写真のポストミシンが、靴用ミシンとしては
多く使われていますが、この18式ミシンはポストミシンとは
違った利点が多く、繊細でキレイなミシンをかけられます。
慣れないと、なかなか使いにくいミシンです。

店舗が新しくなったのをきっかけに、ミシンも新品に
変わりましたが、手になじむにはまだ時間がかかります。。
下からアームが出ているポストミシンです。
靴用に限らず、工業用ミシンとして広く使われています。


モーターがコンピュータ制御されていて、
すごく静かなミシンで、初心者にも使いやすくなってます。


新品で購入すると70〜80万円もする高価なものです。

ミシンは精密な機械なので、ほんの少し針の向きが違ったり
糸の通し位置が狂ったりしているだけで、上手くかからなくなります。

固体による癖もあるので、その機械の癖を把握し、調整することも
良い仕事をするための必要条件です。
革漉き機

皮革の切り口などを薄くそぎ落としたり、厚みの調整をする機械です。

ドラム状の刃物が回転しているので、切れ味が鋭く危険なので
慣れるまでは細心の注意が必要な機械ですが、
靴つくりにはなくてはならないものです。


昔はそういった作業もすべて皮切り包丁で、手作業で
おこなっていたそうな。
圧着機

ゴム系素材が底の靴の場合、必要な機械で、
空気の圧力でアッパーと底を接着します。


バフ

グラインダーのような機械で、サンドペーパーや砥石、ブラシなど
色々なアダプターをつけて、底の整形など、色々な作業に使用しています。


自分が思うようなものがなかったため、私が自作しました
見た目は悪いけどなかなか使いやすく良い出来だと自負しています。(笑)
木工、機械の組み立て、何でも自分でやってしまいます。
自分の仕事の仕方にあわせて、改造、調整できるのが自作の利点ですね。

集塵装置もついてますが、ほこりが多く出るため、
隔離した部屋となっています。
熱風機

ドライヤーの強力なものです。
仕上げのときに、しわを伸ばしたりするのに使います。
ラスト(木型)
革切り包丁

皮革の裁断や、底つけ時の作業など、多くの作業に使用します。
それだけに、日ごろのメンテナンスが大事です。

昔は見習いは包丁研ぎばかりで一日が終わったそうな。
それくらい、仕事の良し悪しを左右する道具です。

欧州では、カッターナイフのような道具を使いますが、
手先の器用な日本人には、この革切り包丁のほうが
向いています。
この包丁が自由自在に使えるようにならないと一人前とはいえません。
かなづち、キリ


マチ切り
手縫い靴用の道具

本底の手縫い靴(ハンドソーンウエルテッド製法)で使用する
道具の一部です。

本格手縫い靴ではこの何倍もの数の道具を使います。

お誂え靴専門 靴工房ハンザワ
 営業時間   am10時〜pm7時
 定休日      日曜 祭日
〒 605−0003
京都市東山区若竹町 414番地 13
Tel  075−561−4513


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